皆さんこんにちは。
埼玉県草加市を拠点に、埼玉県、東京都、千葉県などでサイディング工事や外壁工事を手掛けている佐藤工業です。
建物の外壁の仕上げに使用する外壁材には、さまざまな種類があります。その中でも、現在多くの建物に用いられているのが「サイディング」です。ここではサイディングの特徴や、多くの建物で用いられている理由をご紹介します。
■サイディングは板状の外壁材。大きく分けると4種類ある
サイディングは、セメントや金属でできた板状の外壁材です。外壁の施工方法には「湿式」と「乾式」があり、塗り壁やタイル張りは湿式、サイディングは乾式に該当します。工場で一定サイズに成型された板(サイディングボード)を壁に貼り、そのつなぎ目もしっかりと埋めることで外壁を仕上げるのです。
また、サイディングは素材によって大きく4種類に分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
・窯業系サイディング
セメントに繊維質の原料を混ぜ、高熱処理して固めたサイディングです。外見はレンガ調、タイル調、石積み調などさまざまで、現在のサイディングの大部分を占めています。防火性に優れ、価格も比較的安価なのがメリットです。
・金属系サイディング
ガルバリウム、アルミニウム、ステンレスといった金属でできたサイディングです。窯業系サイディングに比べて防水性や耐天候性が高く、気温の変化の大きい地域に適しています。メンテナンスフリーの外壁を求める時にも有効です。
・木質系サイディング
天然の木に塗装を施したサイディングです。木目をそのまま生かすため、同じデザインのものは1つとして存在しません。木材特有の温かみが楽しめ、耐熱性能にも優れています。ただし、腐食には注意が必要です。
・樹脂系サイディング
樹脂でできたサイディングです。非常に軽く、気候の変化や塩害にも強く、シーリングを使用しないので目地の補修も不要。ただし、薄いものが多いので遮音性は劣ります。日本ではあまり使われませんが、アメリカでは非常にメジャーな外壁材です。
<サイディングの種類>
https://www.satoukougyou.jp/siding
■サイディングは耐久性・デザイン性が高く、施工もしやすい
日本窯業外装材協会の調査によれば、日本の新築戸建住宅の外壁材のシェアにおいて、窯業系サイディングは約80%、金属系サイディングは約10%という結果が出ています。日本の住宅の外壁材は、ほぼサイディングが使われているといっていいでしょう。なぜサイディングはこれほど人気があるのでしょうか。
大きな理由は、全体的に耐水性が高いことです。外壁材は雨風にさらされますから、水には強くなければなりません。シェアトップの窯業系サイディングは、それに加えて防火性能も優れていますから、外壁材としては最適といえます。より耐久性や耐衝撃性が求められる時は、金属系サイディングがおすすめです。
また、近年ではサイディングの加工技術も進歩しており、デザイン性に富む製品も多く流通するようになりました。窯業系はもちろんのこと、冷たい印象のある金属系サイディングにも、レンガ調やタイル調のものが登場しているのです。比較的簡単に素敵な外壁を作れるのは、大きな魅力といえます。
さらに、サイディングは工場で生産しているため、品質が安定している点も見逃せません。伝統的な塗り壁やタイルにもメリットはあるのですが、その完成度はどうしても職人の腕前に左右されてしまいます。その点、サイディングは安定した施工が可能で、常に一定のクオリティが保証されるのです。
■サイディングのことなら埼玉県草加市の佐藤工業へ
ここまでご紹介したように、サイディングボードは工場で生産しているため、品質は安定しています。しかし、たとえば窯業サイディングは湿気を吸って伸び縮みすることがあり、その特徴を理解して繊細な施工を行わなければなりません。
私たち佐藤工業は、サイディング工事に特化したエキスパートです。完全自社施工で、余分な中間マージンをカット。適正価格でお見積りいたします。また、保証期間30年の樹脂サイディング工事も可能で、みなさまに長く安心して暮らせる家をご提供します。「そろそろ外壁工事が必要かも……」など、外壁のことでお困りの際は、ぜひ佐藤工業までお声がけください。